映画のなかの男

映画を借りて観た。

ファイトクラブ。

といってもこの映画は何度も観てる、多分一年に一回は観てる、もはや買った方がいい。とにかくこの時代のブラッドピットがかっこいい、もちろんこれ以降も以前にもかっこいいんだけど、この映画のキャラ、タイラーがとにかく好みだからだと思う。危険で自由でいつ死んでもいいって人で、あらゆる強迫観念を取っ払おうって人。多分普通の人なんか見向きもしない人。こういう男に弱い、多分一生関われない危険な人。すごく好きなセリフがあって、「俺たちは歌って踊るだけのこの世のクズだ」っていうのがあって本当にその通りだなぁ…ってたまに先入観とかで前に進めなくなって自惚れた時に思う。

もうひとつ借りて、るろうに剣心。

アクションの評価がよかったんでやっぱ少年漫画はアクションとかよくなきゃーって観た。身体動かして役を演じてるからかな、すごく表情はよくてとにかく佐藤健がやばかった。ああいう何考えてるかよくわかんなくて、普段まったく感情の抑揚が少ない人が私の好みだからでもあるけど、怒らせたい、殺されたい。って思った。孤独な主人公で背負い込むタイプの男にも弱い。

お話的には雰囲気合ってなかったかな？時代劇みたいな硬派な雰囲気持ってきたかったんだろうけどそのせいでキャラ立ちが弱かったかも、元がバトルマンガだからもっとエンターテイメントな作りの方がよかったかもね。なんて、えらそう！