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今週のお題「部活動」

私は青春を帰宅部で貫いた。それどころか中学の二年生の時にプチ引きこもりになった。いじめられてないし、学校が嫌というわけでもない、勉強は嫌だったので頭は悪いけれど、たまーに学校行ってはちーっす元気してるぅ？みたいなお前重役かよ。みたいな感じで過ごした。何がしたかったのかわからないけど、多分まぁすごく1人になりたかったんだと思う。
その後の高校もなんというか変わった高校で、これはまたの機会に書こうと思うが、要するにちゃんとした健全な学生生活というものに縁がなかった。
だからいわゆる学生生活っていうのはドラマとか漫画とかの学園モノが私の中の基準になってしまってるわけである。現代社会の闇のような感性だな、私は。

遅ればせながら、やっと桐島を観た。

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

原作は読んでいないので、映画の感想しか書けないけど、面白かった。観た瞬間何か思い出した、エレファントっていう映画に似ているなって感じた。
彼の不在のなか、その周りの価値観とか正しさみたいなのがぐらぐら揺らぐのを感じていて、これがもしかしたら年相応な反応なのかな？って思った。
私は部活をしていないし、学校以外が楽しかったりしたので、そこの共感はないけれど映画部の彼の言葉には同感だった。ある日突然、学校っていう小さい世界で築いたものがもしかしたら違うのかもしれない。って気が付いたらもう戻れないと思う。だから学校行かなかったのかな？私。

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