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アメリカンスナイパーみた

いい、と言っていいかわからない映画だった。ただこれはある程度フィクションではない映画なので、エンターテインメントという括りではないそういう映画だった。
正直、ハートロッカーを観ていたので最後をどう描くのかが知りたかった。

私の経験と想像でしかないけれど、戦地から母国に戻ってうわの空になっているのは、没頭しているからだと思う。いい意味でも悪い意味でも集中してしまったし集中できてしまった。そんなのがやり切れたかという基準ではなくて、派遣期間という決まりで強制的に戻される。コントロールはできない。
そこでの生き方が染み付いてしまって、それでぽんと日常に戻ったとして、身体が動かなくて涙が出る気持ちがわかってしまった。すぐに自宅に帰らずにバーで空虚な時間を潰しているのは観ているこっちも辛かった。

最初で最後、誰かのために引き金を引いたのも終わらない自分の中での終わり方だと思う。ただしそれは一回きりしか人生で耐えられないと思うので、引き際としては良かったと思う。あれだけずっと共にしていたスナイパーライフルを戦場に捨ててまで車に乗ったのはもう戦場では生きられないからだと思った。
多分、生き続けることはできるけど、より人が変わらないと耐えられない。
ハートロッカーと比べていた、行き着いた先の生き方は、やはりクリスは人だったし家族や人と生きていたかったので戻ってこれたと思う。だから最後も余計つらくてどうしようもなかった。避ける避けない気を付ける付けないではどうにもならない無常感があった。救い続けていたのが唯一だと思った。


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