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最近読んだ本

去年くらいから本読まないとな〜と思って本を読むようにしてる(半分は積んでる)
選び方としては、最近出たもの、人が読んでて面白かったよと言ってるものを中心に読んでる。小説は最近読まなくなってしまった…技術参考書やビジネス書と呼ばれるものが多い。

声優魂 (星海社新書)

声優魂 (星海社新書)

ji-sedai.jp

もう20年以上活躍されてる声優さんで、有名なのでどこかで聞いたことはあると思う。私ももう10年以上ファンです。
帯に大きく「声優だけはやめておけ」と書いている。この本を通して「声優になろうなんて思う奴は馬鹿だ」といっていて。要するに職業としてではなく演じるということを生き方にしろ。と言っている。養成学校に行ったら声優になれると思ったら大間違い、声優は作品を作る上での一素材でしかない、才能というものには勝てない、声優にはランクがある。と、結構辛辣なことを書いている。
あまりインタビューや、若手と言うわけでもないので別段特集されるタイプの人ではなかったので、この本を通して今までの歩みを照らし合わせるような感覚だった。今でも印象に残ってるのは黒田崇矢さんと大塚さんのネットラジオがあって、そこである騒動があったときに声優業界のことを話したことがあった。このことをよく覚えていて、私にとっては初めて大塚明夫さんが今の業界に関して言語化されたんじゃないか?と思ったから印象に残っている。あの時の(話題ではなく、生き方の)話の続きが出来たみたいで嬉しかったのでこの本読み終わった時はとにかく嬉しかった。

ソースが見つからないのだけど、フィクションとノンフィクションで、ノンフィクションを読む人は想像力が落ちるらしい。理由としては、事実に沿っているだけだからそれ以上のことが起こらないと読みながら思ってしまうかららしく(いやそんなことないよ!みたいな声聞こえる)確かにこの1年くらい勉強を兼ねて技術参考書やビジネス書を多く読むようになって、その本から得られる知識や知見を、自身の経験の中でどう生かすか?ということしか考えてない気がする。と、思うと確かに想像力というか柔軟さみたいなものがなくなっている気がする。うまくやろうとすると構えみたいなものに似ていると思う。

でも、やっぱり参考になるし読むと思う。その分、他でフィクションや物語を楽しめばいい。