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セッション観た

公開が終わらないうちにということでセッションを観に行った。

バードマンと続けて観るとドラムの印象があるので少し空けてよかったかもしれない。
物語はドラマーを目指す音楽学生の主人公が、音楽学校でわりと有名な指導者にバンドに誘われてチャンスを掴むぞ、と意気込んでたらむちゃくちゃスパルタで精神的にキツくて早速自尊心とか傷付けられるというところから始まる。

とにかくこの主人公は自信を失くさずに続けるというのが印象的だった。
これを観ていて学生から社会人に成り立てのころを思い出した。この映画ほど特別厳しいわけでもないけれど、自分ではいつもまだまだでなにも満足できないでいたしでも満足なんかしたら死ぬんじゃないかと思っていた。

とにかく自信を失わず自分に足りないと思ったら練習に打ち込みまくるという極振りができる強さがあったなと感じた。ドラムに執着してそれだけをひたすらにやる。
例えば、自分を失わずに、とよく言われるけど、では大切に守ったその自分とは一旦なんなのか?

最後、ステージに上がる背中越しからのカットがこわくて本当にそっち行って大丈夫かと不安で仕方がなかった。最後の9分間はShow must go onという言葉に尽きると思った。